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技術革新の恩恵

2009-09-29

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By-Qが設立された25年前は携帯電話mobilephoneなどもちろん存在せず、バイク便ライダーの必須能力の一つとして「ポケットベルpocketbellが鳴ったらいかに早く公衆電話telephoneを見つけられるか!」という項目がありました。無線機をバイクに装備したり、という時期もありましたが、首都圏を離れると電波が届かない時もあり、公衆電話の場所をいくつ把握しているかが仲間内の自慢会になったりもしていました。
メモを持たず慌てて電話ボックスに入り、指示される集荷場所を電話機に走り書きpencilしてしまう方もいたようで、そんな『落書き』を見つけると「ああ、同業者がここを使ったんだな」とクスクス笑ってしまう事もありました。

それから10年も経たない内に携帯電話が一気に広がり始め、バイク便ライダーの仕事手順は大きく変貌しました。
今では公衆電話もすっかり少なくなり、街中で見つける事すら難しくなりましたね。

そして携帯電話は進化し続け、メールやWEB機能を利用してバイク便各社は次々と配車コンピュータシステムを開発しはじめました。
バイクを使ったアナログで荒くれ(笑)稼業のイメージをお持ちかもしれませんが、ハイテクIT技術pcでオートバイは走り続けています。

もう一つは地図book
地図無しで東京を縦横無尽に走れて一人前、という風潮がありました。ベテランはビル名を聞いただけで幾通りものルートが連想できるそうです。
でも静岡県や長野県など東京から遠く離れた場所へ走る事も多く、関東全ての地図を揃えるライダーもいました。地図だけで10冊近く携える事もざらでした。

数年前から二輪車用ナビゲーションが市販され始め、少しずつ装着するライダーが増えました。でも、まだまだ高価な機器です。
私たちにとって最も革新的だったのが「携帯ナビ」でした。
携帯電話はパケット料定額が浸透し、高機能なGPSが附属した端末が続々と発売されています。
オートバイにシガープラグの外部電源を付け足して電源を接続、ハンドルに端末mobilephoneを固定しイヤホンmusicを接続すると画面+音声案内で快適に安全に迅速に目的地まで到着できるようになりました。

私たちの業界にとって、本当に革命的impactな事でした。
一般バイカーの皆様にも、手軽で安価なナビゲーションをぜひお勧めいたします。

プロフィール
日本一「早くお届けする」会社が25年間
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グです。また、オートバイについてプロラ
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